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応援メッセージ

(五十音順、敬称略)

■三条市長 國定勇人

この国の衰退は著しい。
我々が幼少の頃、この国全体を包んでいた“来年はもっと良くなるさ”“日本が世界の中心となる日も近いよね”といった高揚感は記憶の彼方に消え去ってしまった。我々の将来は悲観的な要素ばかりであり、過去の栄光を取り戻すことなど夢のまた夢…と、誰もが現状を嘆き、将来を憂えている昨今。でも、果たして本当にそうなのだろうか?

少なくとも、私はそうは思わない。我々は既に成熟社会に辿り着いたのだ。そして、初めて、日々の生活の中での真の豊かさを手に入れることのできる新たなステージに踏み出したのだ。そして、この日々の生活の中での真の豊かさ、それは我々自身の目の届く範囲で、我々自身が汗をかくことによってのみ手に入れ、実感することができるのだ。そのステージこそ「地域社会」である。しかもできれば、多様な価値観を持った人々が集うことが望ましい。豊かさの質が高まるからだ。
ここに、「地域から国を変える会」の本質的役割がある。新たなステージに踏み出したこの国で、真の豊かさを手に入れるため、「地域社会」に自ら分け入り、同会のみが持つ「若者、バカ者、よそ者」的発想という新たな価値観を吹き込んでいく。その役割に大いに期待したい。

 

■政策研究大学院大学准教授(那須塩原市前副市長)渡邉 泰之

地域から国を変える会の皆様のご活躍ぶりには日頃から勇気づけられています。この国は誰の目にも明らかなように制度疲労をおこしています。そして、その原因は画一的・硬直的な中央集権型の統治構造にあるように思えます。地域の現場は、コミュニティの崩壊・人々のライフスタイルの変化等を背景に、シャッター通りに象徴される地域経済の衰退、いじめ・学級崩壊・不登校に象徴される教育現場の荒廃、医療等の福祉制度の崩壊など、これらの対応に日々闘っています。そのような中で、国が打ち出す政策は、現場を理解しない弥縫策が多く、かえって地域の崩壊を助長しています。

この現状は幕末に似ています。社会の実情は、幕府の公務員たちよりも、鹿児島・山口・高知などの地域の公務員やビジネスマンたちの方がよく分かっていました。彼らが地域から日本を変えていったからこそ、その140年後に住む我々は今の生活を享受できています。逆に考えれば、今の時点での頑張りが100年以上先まで影響を与える可能性があるということです。
地域から国を変える会の皆さんのチャレンジは、幕末の志士のように、この日本を大きく変えうる動きとして期待しています。頑張って下さい。